読書について
 

 1 読書傾向

   私が読む本は、下記のものなら、「どの本をとっても裏切られない」という経験則から、おおむね次の要素で
   決まっています。

   (1)著者によるもの(順不同,敬称略)

     (小説では)
        阿刀田 高,森村誠一,和久俊三,小杉健治,瀬戸内寂聴,出久根達郎,水上 勉,新田次郎
        遠藤周作,陳 舜臣

     (小説以外では)
        ひろさちや,井沢元彦,宮脇俊三,堺屋太一,柳田邦男,渡部昇一,立花 隆,吉村作治
        五木寛之

   (2)本の内容(キーワード)
        鉄道,宇宙,仏教/仏像,遺跡,陶器,歴史,読書論,エッセイ,旅行記,人生論   等々

 2 図書館の利用

    横浜に居住していますので、横浜市立図書館をよく利用します。横浜市立図書館では、2週間で6冊まで借り
    られます。横浜市立図書館は、各区毎にあり、総計200万冊との事。 どの区での利用も可能です、また
    なければ他の区の本を取り寄せてもらう事もできます。
    「借りた本は、絶対に読んで返す」というのを信念として、3,4冊借りています。
    図書館を利用するメリットは、やはり「金銭面」/「蔵書収納スペースの問題」/「手に入れられない本が読
    める」/「今までに目にしえなかった本が閲覧できる」ということでしょう。
    さらに、「期日までに返さなければならない」ということから、「ページが進む」という効用もあるようで
    す。時々、「借り手のマナーの悪さ」を感じます。線が引いてあったり、しおりの代わりなのでしょうか、ペ
    ージの隅を折ってあるものがあります。
    線の引いてあるものは、極力消して返却しています。後者の場合は、復元しようがありません。

    (読書歴の*印が図書館で借りた本です)

 3 読書方法

   文庫本は主に通勤時で、ハート゜カバーは家で、と読み分け、常に2,3冊を併行して読んでいます。
   ですから、同じ日に複数読み終えたといった現象も発生します。
   また、頭の中での切り替えが、うまくいっているのでしょうか、1冊づつ読んでいくよりも、効率が良いよう
   です。読んでいて「飽きてきた」と思ったら、別の本をちょっと読んでみて、前の本に戻るなど・・・。

 4 読書のノルマ!?

   現在「100頁/日」をノルマとしています。
  「死ぬまでに何冊読めるか?」考えた事ありませんか?
   100頁/日をノルマとしても、3000頁/月。平均300頁/本とすると10冊/月で、120冊/年と
   なります。現在50過ぎの私は、余命30年と仮定して、3600冊という数字が出てきます。
  (体力/集中力の衰えと、時間の余裕の発生を相殺して・・・。)
   この数字、多いと思いますか? 少ないと思いますか?
    この問いかけ、読書好きの方には、かなりインパクトがあると思うのですが、余り反応がありません。
    何かを感じられた方は、是非メールをお願いします
  「100頁/日」には、意外と驚かれている方が多いようです。本人は、それほど苦にはしておりません。
   通勤に車中往復90分(東京の平均)で、80頁前後は、楽にこなせます。予想に反して、意外と難しいのが
   、休日の消化です。これには、若干努力を要します。

 5 蔵書について

   本好きの方なら誰もが同じとは思いますが、数えたことがありません。現在、書架は9架あります。一列では
   とても入りきらないので、前後2列に入れたり(当然、後列の背表紙はみえません)平積みの状態です。その
   他家の作りつけの袋戸棚や、ダンボールに詰め込んであるものなどなど・・・・・
   多分、読んでいない蔵書を、毎日読んでも、一生終わらないでしょう。
   最近は極力、本を買わないようにしています。(読書好きにとっては、これが極めて辛い)
   図書館の利用(*印)が、半分くらいの割合となってきているのも、これのあらわれです。

     (一部の書棚の写真です)

 6 今後の抱負

   同じ人間が同じ本を読んでも、その時の人なりによって、読後感は変わるものです。昔、読んだ本も、再読で
   きればと思っています。

 7 「読後満足度」という言葉について

   書評のホームページを見ると「お勧め度」とか「評価」などの表現で、評点が示されているものがあります。
   書評などの本も読むこともあり、書評を、評価できる力量など当然私には、ありません。また読後感は同じ本
   を読んでもその時の状態でかわるものです。
   そこで、「読後満足度」という聞きなれない言葉で、その時に読み終えた状態を示すことにしました。ほかの
   人が読めば当然違ったものになるばずで、絶対的なものでないことをお断りしておきます。


AA
inserted by FC2 system